フジサンケイグループの代表を務めてこられた大物、日枝久氏。
そんな日枝久氏の年収や総資産等の経済力が気になるところ。
今回の記事では、日枝久の年収は?総資産は◯億円??についてまとめました。
日枝久の年収は?総資産は◯億円??
日枝久氏(87歳)は、フジサンケイグループにおける長年の実績を活かし、現在も重要な役職に就いています。
現在の職業を詳しく見てみましょう。
フジ・メディア・ホールディングス 取締役相談役
フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスにおいて、日枝氏は「取締役相談役」として名誉職的な立場を持ち続けています。取締役相談役として、経営上の助言を行うほか、グループ全体の方針に影響を与える役割を担っています。日枝氏は現場の経営に直接関わることは少ないものの、その豊富な経験と見識をもとに、グループ経営の方向性を決定する立場におられるようです。
産経新聞社 取締役相談役
産経新聞社は、フジ・メディア・ホールディングスの一部として、日枝氏が関与するメディア関連の事業を展開しています。ここでも取締役相談役として、同じく重要な意思決定に関与しており、報道機関としての信頼性や影響力を維持するための助言を行っています。
フジサンケイグループの代表
日枝氏は、フジサンケイグループ全体の代表としても広く認識されています。フジサンケイグループは、フジテレビをはじめ、産経新聞、文化放送、その他さまざまなメディア関連企業を擁する大手グループであり、その経営における指導的役割を担っています。日枝氏は、グループの企業文化や戦略的な方向性を定める上で中心的な存在であり続けています。
現在の年収は?
日枝氏の現在の年収に関しては、公的な報告書や開示情報に基づく正確な金額は公開されていません。
しかし、過去のデータや推測に基づく情報を元に、年収の範囲を推定することができます。
日枝氏はフジ・メディア・ホールディングスの会長職を務めていた時期に、かなり高額な役員報酬を得ていました。
2014年3月期:1億7,400万円2015年3月期:1億7,400万円2016年3月期:1億5,800万円2017年3月期:1億5,200万円2018年3月期:1億700万円。
これらのデータから、日枝氏はフジ・メディア・ホールディングスの会長時代には1億円以上の報酬を得ていたことがわかります。
しかし、役職が変わるにつれて報酬は減少しており、現在はそれよりも低い水準にある可能性があります。
日枝氏は現在、フジ・メディア・ホールディングスや産経新聞社の取締役相談役という名誉職に就いています。
これらの役職は、報酬が大きく変動することが少ないため、推測される年収は数千万円程度である可能性が高いと言われています。
また、フジ・メディア・ホールディングスの取締役(監査等委員でない取締役)の報酬限度額は、2020年6月の株主総会で年間9億6,000万円と定められていますが、日枝氏がその全額を受け取っているわけではないことから、実際の年収はその下限であると考えられます。
配当収入も大きかった?
日枝氏はフジ・メディア・ホールディングスの株式を0.1%保有しており(約23万株)、これによる配当収入も見込まれます。
例えば、株主優待や配当金が年間数百万円以上に上ることも考えられ、これが年収に加算される要素となります。
過去に高額な報酬を得ていたことを考慮すると、現在も一定の収入源があると推測されます。
現在の年収は多くて1億??
日枝久氏の現在の職業は、フジサンケイグループ内外で複数の名誉職を兼任し、企業グループ全体の指導的立場にあります。
フジ・メディア・ホールディングスや産経新聞社の取締役相談役として、経営に関する重要な決定を行っている一方で、過去のような直接的な経営活動からは一歩引いています。
また、年収に関しては、役員報酬の減少を踏まえ、現在は数千万円から多くて1億円程度と推測されます。
過去の高額報酬から比べると減少しているものの、依然として安定した収入を得ていると考えられそうですね。
日枝久の総資産は?
日枝久氏はフジテレビの会長やフジ・メディア・ホールディングスの取締役相談役を歴任し、日本のメディア業界を長年にわたって牽引してきました。
そんな日枝久氏の総資産は、もちろん公表されていませんが、過去の年収等を基に推測していきましょう。
フジテレビの役員報酬合計額は?
日枝氏が経営陣に入った1980年代から、バブル経済の全盛期とともにフジテレビは「視聴率三冠王」を達成するなど、広告収入で圧倒的な収益を上げていました。
この時期、役員報酬も高額化し、日枝氏の年間報酬は業界トップクラスに位置していたと推測されます。
- バブル期(1980年代後半)
当時、フジテレビは「楽しくなければテレビじゃない」のスローガンで他局との差別化を図り、視聴率と収益の双方で圧倒的な成果を挙げました。この期間、役員報酬が急激に増加したと考えられます。 - 成熟期(2000年代~2010年代)
日枝氏の報酬額が公開され始めた2010年以降、彼の年間報酬は1億5000万円から1億7000万円の範囲で推移しています。特に、2014年と2015年には1億7400万円という高額報酬が支払われており、これは当時の経済状況下でもフジテレビの経営安定性が評価された結果といえます。
1990年代初頭、日本のテレビ業界は広告収入の減少に直面しました。
この危機に際して日枝氏は、「キー局再編」を提案し、フジテレビの経営基盤を再構築しました。
この戦略的判断が成功し、フジテレビは業界内での地位を維持。
これにより、役員報酬がさらに引き上げられたとされています。
累計試算
- 在職期間:30年以上(1985年~2018年を基準)
- 平均年報酬額:1億5000万円
- 累計役員報酬:45億円~50億円
これに加え、2018年以降も相談役として報酬を受けている可能性があるため、総額はさらに増加していると考えられます。
不動産資産も多い?
日枝氏が1993年に東京都内の一等地に購入した豪邸は、購入当時約2億9000万円であったと報じられています。
都心部の住宅地に位置し、周辺には同じく高額所得者が居住する地域として知られており、約1億円の住宅ローンを組んで購入しましたが、2007年までに完済したと噂になりました。
また、日枝氏の役員報酬や経営者としての地位を考えると、他にも不動産を所有している可能性があります。
都心部や地方都市の高収益エリアに賃貸用物件を保有している可能性があります。
それだけではなく、軽井沢、箱根、熱海などのリゾート地に別荘を所有しているという噂もあります。
経営者層では、不動産を資産防衛として活用することが一般的ですので、こちらの噂も事実かもしれません。
不動産資産の総額推定は?
不動産の推定額は、かなりアバウトですが、このくらいになりそうな気が…
- 豪邸の現在の価値:4億円~5億円
- その他の不動産:5億円~10億円
- 総額:10億円~15億円
投資・株式保有で安定収入化?
日枝氏が役員を務めるフジ・メディア・ホールディングスでは、役員に対して自社株付与やストックオプションが行われる制度が存在します。
長期間にわたり経営陣に属していた日枝氏は、大きな収益を得ていると推測されます。
配当金:フジ・メディア・ホールディングスの配当利回りは安定しており、年間数百万円~数千万円の収益が見込まれます。
株式売却益:市場動向に応じて株式を売却し、大きな利益を得た可能性があります。
さらに、日枝氏のような高額所得者は、収入の多くを株式や投資信託、債券などに分散投資していると考えられます。
海外株式市場への投資:米国市場などの安定的な成長を見せる市場への投資。
不動産投資信託(REIT):高額所得者に人気の高い商品であり、家賃収入のような形で安定的な利益を生む。
投資総額の推定額は?
- 株式・金融資産:15億円~25億円
退職金もかなり高額?
フジ・メディア・ホールディングスの会長職を退任した際、数億円規模の退職金を受け取ったと考えられます。
これは日本国内の大手企業における退職金の相場によると、以下の金額が推測されます。
- 退職金額:5億円~8億円
総資産の合計は100億超え???
- 役員報酬の累計:45億円~50億円
- 不動産資産:10億円~15億円
- 株式・金融資産:15億円~25億円
- その他収入(講演料、退職金など):10億円~15億円
総資産の推定額:80億円~105億円
あくまで推定ですが、驚くような金額ですよね。
一生遊んで暮らしてもおつりが出そうな額ですね…
まとめ
日枝久氏はフジテレビを日本のメディア業界の頂点に押し上げた功績により、巨額の財産を築いたと推測されます。
日枝久氏の財産は単なる金銭的な成功だけでなく、日本のテレビ業界全体に及ぼした影響力の象徴ともいえるでしょう。
ほぼ憶測で勝手に推定金額を算出しましたが、推定80億円から100億円を超える規模であり、今後もその影響力は語り継がれていきそうですね。