広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

埼玉県のウオーカーを支える、ウオーキング協会の活動に注目!

2019 冬 Vol.51

今号の“motto”『motto×のびのびシティ さいたま市』特集のテーマは“さいたマーチ”。
毎年3月下旬の2日間にわたり、さいたま市の見沼田んぼ周辺を巡る自然を満喫できるウオーキングイベントです。
実行委員会マーチリーダーの神山則幸さんは、主催団体の一つ、埼玉県ウオーキング協会の会長を務めていらっしゃいます。
誌面ではさいたマーチに焦点を絞ってお伝えしましたが、協会の活動は多岐にわたっています。

なかでも、知らないともったいないのが『正しい歩き方教室』。
浦和・熊谷・川越でそれぞれ月に1回の頻度で行われているこの教室では、日本ウオーキング協会の資格を持つ指導者が、靴の選び方や正しい姿勢などを、実際に歩きながら教えてくれます。
走り方や泳ぎ方は習っても、歩き方をきちんと教わったことがある人はほとんどいないはず。
正しい歩き方を知ると知らないとでは、身体の疲れ方も全く違うそうです!

また、埼玉県ウオーキング協会は、県内で開催される様々なウオーキング大会の運営を行っているため、神山会長は出発式でご挨拶をされることも多いとか。
「そんな時によく、『完歩すると元気が出る。目標を達成すれば幸せが見える』とお話しています。完歩の“完”の字には元気の“元”、達成の“達”の字には“幸”という字が入っているんですよ」と、丁寧に教えてくださいました。
たしかにその通り、完歩を達成すると元気が出るだけでなく、自信もつき、大きな幸せを感じられるはず!

今後ウオーキング協会では、正しい歩き方を子どもたちにも広めたり、会に馴染みのない方でも参加しやすい自由歩行の例会を増やしたりといった、若い世代にもウオーキングの魅力を広める活動を行いたいと考えているんだとか。
長年にわたり、埼玉県内のウオーカーたちの健康を支え続けるウオーキング協会。今後の活動にも期待大です!