広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

『限定6組 大人の贅沢』 取材こぼれ話01「宮本家」さん

2022 秋 vol.58

情報誌面で載せきれなかった取材のこぼれ話を、3回にわたってWEBでお話しします!
町民歌舞伎で有名な埼玉県秩父郡小鹿野町。
この地に200年以上の歴史を紡いできた農民屋敷をお宿にして、「唯一無二」を提供しているのが「宮本家」さんです。
12代目ご当主の宮本 一輝さんは、元幕内力士という異色の経歴をもっていました。
ご自身の経歴や経験、この屋敷でしか味わえないことを届けたい、体験をして欲しいとの強い想いを取材中に語ってくださいました。

「歴史+ストーリー+オリジナリティ」を追求!

200年という古民家の趣きにプラスして、直系子孫で、かつ元力士が営む旅館というのは、日本でもただ一つ、ここ「宮本家」だそうです。まさに本物の歴史とストーリーが紡がれ、オリジナリティ溢れる宿です。
1日限定6組、その中でも貸切風呂4つというのが、大きな特徴で、これはまさしく「贅沢」。ご家族やご夫婦、三世代など、大切な人の時間をゆっくりと紡いでいくためのお宿なのです。

秩父地方は養蚕が盛んだった地域。宮本家も養蚕農家だったそうで、それ故に客室名に「繭の間」や「桑の間」といった名をつけたそうです。この地域の歴史を継いでいく想いがこうしたところからも感じられます。

また秩父地方は、四季を通じて果物が採れる地域。冬から春にかけては「いちご」、初夏には「ブルーベリー」、秋には「ぶどう」、「柚子」、「カボス」、冬には「りんご」や「みかん」。特に「いちご」と「ぶどう」は一級品のおいしさだとご当主は教えてくれました。
そんな地元産の果物を使った約50種もの自家製果実酒を持っているのもオリジナリティ。
その果実酒は宿の庭園内にある『蔵BAR』で、楽しめるということなので、宿泊の際にはぜひ味わってみては、いかがでしょう。
宿泊だからできる「お酒」の楽しみ。これもちょこっとした大人の贅沢です。

第1弾のこぼれ話はここまで。第2弾はご当主について紐解きます!ご期待ください。

二百年の農家屋敷 宮本家
〒368-0102埼玉県秩父郡小鹿野町長留510
https://www.miyamotoke.jp/
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