広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

『縁起のいいお宿』 取材こぼれ話02「宮本家」さん
情報誌面で載せきれなかった「宮本家」さんの取材のこぼれ話、第2弾!
今回は、ご当主と相撲について、ご紹介させていただきます。
12代目当主の宮本 一輝さんは、武蔵川部屋に所属していた元幕内力士。
兄弟子には元横綱の武蔵丸関、そして元横綱の白鵬関は、同期入門という間柄だそうです。
宮本家の馬屋帳場(受付)には、白鵬関の『不知火型』の綱が飾られています。
そして、宮本荘グループの宮本の湯には、武蔵丸関の『雲龍型』綱が飾られています。
これが、なんと!すごい。
「不知火型」と「雲龍型」の両方の綱が揃っている旅館は、ここしかなく、これまた唯一無二。ご当主の経歴と人徳のなせる業でしょう。
相撲は国技で、もともとは神事のひとつ。五穀豊穣、悪疫退散、無病息災などの願いがこめられています。ご年配で相撲好き、相撲に詳しい方であれば、元力士が経営されているお宿など格別さが増すのではないでしょうか。
「元力士というストーリーが、宮本家をさらに唯一無二のお宿へとしてくれています。」と、ご当主は語ってくれました。
意外に年配の方だけでなく、出産前のマタニティカップルも宿泊されるとか。相撲のこうしたご利益から「縁起のいいお宿」として、口コミもあるそうです。
宿泊された出産前のお客様からは「お腹を撫でてください」と言われることもあり、恥ずかしいなぁと思いながらもご要望にお応えしているそうです。
また、古希祝や還暦祝いで息子さんや娘さんが相撲好きのご両親に宿泊をプレゼントして、一緒に泊まるというケースもあるそうです。そうしたお客様には、元力士ならではのプレセントやサービスで「おもてなし」をされるとか。
こうしたことも、ご当主でなければできないこと。
これがまた唯一無二として繋がっているんですと、満面の笑みでお話してくださいました。
ちなみに、インパクトのある「土俵露天風呂」は、宮本荘グループの「宮本の湯」の方で入れます。こちらへも、ぜひ入湯してみては。
さて、こぼれ話第2弾はここまで。
次回は、こぼれ話と取材の感想をまとめます。そちらもぜひ、お読みください!
二百年の農家屋敷 宮本家
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宮本荘グループ