広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

角川武蔵野ミュージアム「取材こぼれ話」 Vol.03 

2023 春 vol.60

面では語り尽くせない「角川武蔵野ミュージアム」取材でのこぼれ話 第3弾をお届けします。

「KADOKAWAと武蔵野」の関係についてご紹介しましょう。

2020年11月に誕生した「ところざわサクラタウン」と、「角川武蔵野ミュージアム」。
所沢市の施設跡地の再利用公募で、KADOKAWAが手を挙げました。
市からは、文化的施設として、まちを豊かにする施設にして欲しいという要望があり、所沢市と「クールジャパンフォレスト構想」を立ち上げ、準備を進めてきたそうです。

この地は万葉集の歌にも出てくる萱と月の風景が特徴の雅なところだったそうです。
江戸時代になり、江戸に幕府が置かれ、この地も新田開発が行われ、雑木林が多数生まれました。
明治期に、国木田独歩が、『武蔵野』という書籍を発表したことで、これまで武蔵野の価値とされていた「萱原に月」に代わり、「雑木林」が新たな価値として広まりました。
文章のチカラで武蔵野を再ブランディングし、価値の変換がなされました。
そして昭和の高度経済成長期以降、この雑木林の郊外風景の風情が失われつつある。

時代により、この地の役割や環境は変貌してきているが、この「角川武蔵野ミュージアム」のプロジェクトが進んだ時に、国木田独歩が明治期に見出した「今までにない武蔵野の価値」の再創出が、この時代にも必要ではないかと考えたそうです。
KADOKAWAが関わる以上、「文化のチカラ」で、持続可能な社会の形成に寄与していこうというミッションが立ったとのこと。

こうした想いと取り組みが、「角川武蔵野ミュージアム」の名称の背景には込めれているんですね。
この「ところざわサクラタウン」、「角川武蔵野ミュージアム」を拠点に、この地の文化や価値を作り、発信していこうとチャレンジをしているそうです。

埼玉県民としては、とても胸熱なお話を聞けました!
ありがとうございます!
この話をお聞きして、埼玉、武蔵野という土地をちゃんと知りたい、知って語り継いで、この地の価値をしっかりと認識して共生していきたいと思いました。

こぼれ話は今回で終了です。

3回にわたり、お読みいただきましてありがとうございました。
角川武蔵野ミュージアムにご来館の際には、ぜひ埼玉にも目を向けてみてください。


角川武蔵野ミュージアム
https://kadcul.com/

開館時間・休館日・利用料金
https://kadcul.com/guide/info

アクセス
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