広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

涼を味わう!埼玉が誇る絶品「かき氷」|皆野町・長瀞町 阿佐美冷蔵さん取材こぼれ話

2023 夏 vol.61

誌面で掲載しきれなかった魅力を伝える「取材こぼれ話」。
今回は、暑い埼玉で涼を楽しめるグルメ!メディも紹介されてる阿左美冷蔵さんの「かき氷」をご紹介!

明治23年創業の阿左美冷蔵さん。
今回は金崎本店さんに伺って、涼を楽しんできました。
注文したのは、「蔵元秘伝みつ 極みスペシャル 白あん&小豆あん&抹茶あん」(1,600円)。

秩父の山奥にある巨大な氷池で凍らせた天然氷のかき氷は、ふわふわで軽く、口に入れた瞬間にふわっと散っていくような優しい「くちどけ」。まずはこの食感と天然氷の純粋さを味わってみてください。

そして、そこに「蔵元秘伝のみつ」。愛媛の和三盆を使ったこの『みつ』が絶品。
黄金色に染みていく様子も美しいのです。
秘伝みつシロップは口に運ぶと、ほのかに立ち込める甘い香り。甘さが残らず、香りだけが残るすっきりした後味です。
このシロップがけだけでも美味しく頂けてしまいます!

さらに、そこへ3つの「あん」。
あんはどれも、程よいあたたかさで出されて、これがまた氷ととても合います。
この温度のバランスに、繊細な調和とお店の心配りを感じさせてくれます。


「あん」はどれもしっかりと練られ、濃厚かつしっかりとした甘味。
かき氷や秘伝みつシロップとの調和が一層際立ちます。
【あずきあん】 
 ふっくら炊かれたあずきは柔らかいながらも、程よい歯触りが残り、食感としても存在を感じさせてくれます。
【白あん】
 口に入れた瞬間の甘さと後から追いかけてくる豆の香りが、口の中にふくよかに広がってきます。
【抹茶あん】
 やや強めの練りで、まったりと濃厚、少し渋み苦みを感じさせる抹茶の濃厚さが印象的です。
それぞれの特長と味わいを持っている「あん」なので、味変して氷を楽しめる極上のかき氷です!
(個人的には「白あん」のおいしさが想像以上だったので、一番気に入りました)

阿左美冷蔵さんは、金崎本店と寶登山道店の2店舗ありますが、本店は敷地内の雰囲気も涼感たっぷり。
緑の濃い木々、庭先のガラステーブル、古民家や調度品などのノスタルジック感など、氷を楽しむだけでなく、その場も抒情も楽しめる場所です。(氷室もありました!)
埼玉の夏も暑いですが、ぜひ涼を求めて、長瀞の「極上のかき氷」を楽しみにお出かけください。


阿左美冷蔵
http://asamireizo.web.fc2.com/
金崎本店 埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27-1 
TEL/0494-62-1119  
営業時間/10:00~16:30頃  
定休日/木曜日

寶登山道店 埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞781-4 
TEL/0494-66-1885 
営業時間/10:00~17:00頃  
定休日火曜日