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三町物語:城下町高田訪問記~1

2018 秋 Vol.46

巻頭特集「三町物語」の上越エリアの舞台「高田」を訪問

以前より高田という地名は知っていましたが、埼玉生まれの埼玉育ちである私は、この地を訪れたことがなく、今回が初めて訪問。
上越エリアは新幹線であれば、北陸新幹線、クルマであれば上信越自動車道でのアクセス。
今回は、北陸新幹線で旅にでました。
降車駅は、上越妙高駅。そこからえちごトキめき鉄道に乗って二駅で到着です。

降り立った駅が、オシャレなのに驚きました。
しかも、埼玉人にとっては馴染みない光景があります。ロータリーから駅前通りまで、歩道の上には屋根が。
訪問したのは秋ですが、冬は相当に雪が降るらしく、こうした生活環境から降雪に対応した街並みがここにはありました。

なかなかに期待の高まる旅が始まりそうです。

まずは、冊子でも紹介されている「雁木通り」へ。
雁木とは、冬季の通路を確保するために家屋の一部やひさしを延長したもの。
まさにこの地方での生活の知恵です。
これが江戸時代に整備され、現代でも素材等は代われど、残されています。

この雁木の総延長は約16km。日本一だそうです。
歩くと時折、姿を見せるのが、格子と石畳み。ここは江戸時代を彷彿させる風情が漂っています。

駅前通りを進み、本町通りにあたったら左折。
しばらく進むと、mottoでも取材された日本最古級の現役映画館「高田世界館」に到着。
なんと、1911年の開業。入口には映写機が展示されており、看板も、実にいい味を醸しています。
もちろん、建物もレトロ感が漂い、幼少期、親父に連れていってもらった単館映画館の懐かしさを思い出し、グッと来てしまった。

高田世界館の斜向かいに町屋交流館高田小町があります。
明治時代に建築された町屋を再生した交流施設らしく、高田の町屋の姿を垣間見られます。
ここも趣きのある姿を見て取れる撮影スポットです。

高田初訪問の初日、約1時間半ほど駅前周辺を散策して、この街の雰囲気やにおいを感じて、夕食へと…。

夕食は何にしよう?と散策しながら店を覗き込む。
やはり海鮮系?という選択肢もありましたが、悩みに悩んで今回は、横山蒲鉾店のすり身を使った創作料理居酒屋に入店。

メニューも豊富でしたが、若女将さんにおススメを聞いて、刺身蒲鉾でまずは、晩酌です。
8種の刺し蒲と妙高の辛口地酒「酔鬼(すいき)」で晩酌スタート。
刺し蒲は、いろいろな食感あり、風味あり、深みありと、お酒のお供には最適でした。
蒲鉾自体の歯触りも良いのですが、きくらげのコリッとした食感もアクセントで、いろいろな味が楽しめるひと品でした。
ちょっとほろ酔いになり、調子にのってもう一杯。
今度は上越の地酒やや甘めの「かたふね(潟舟)」とおでん。
こちらも、出汁のしみた大根や食感のよいつぶ貝をつまみながら、地酒を楽しませていただきました。
ご馳走さまでした。

店を出てホテルへ。
散策していた時にも感じていたのですが、高田という街は、とても静かで、街の様子から時(とき)を感じさせる雰囲気があります。
初日、散策できた範囲はごく一部ですが、この街の暮らし、時が感じられました。

2日目は、観桜会で有名な高田城へ向かいます。
次回の紀行ブログもお楽しみに♪

(motto編集埼玉スタッフ:いさお)
※食事に関する感想は、個人の主観ですので、ご了承ください…