広域連携観光情報誌『motto』埼玉×長野×上越

三町物語:「小江戸・川越」取材紀行~その4

2018 秋 Vol.46

「motto」2018年秋号の巻頭特集「三町物語」
定番の観光地とはひと味ちがう、個性あふれる「小江戸・川越」スポットを紹介する第4回目。
今回は、老舗の菓子屋「龜屋」さんとゆかりの深い「山埼美術館」を訪問。

蔵造りの美術館で、「近代日本画の父」橋本雅邦の作品をじっくりと鑑賞

川越は市立美術館や博物館、蔵造り資料館など、アートスポットも充実しています。
今回紹介するのは、大正浪漫夢通りを抜けた、蔵造りの街並みの入り口にある「山崎美術館」。
老舗和菓子店「龜屋」の隣にあるこの美術館では、「龜屋」4代目当主がコレクションした、橋本雅邦の作品を中心に展示しています。

橋本雅邦が活躍したのは、幕末から明治にかけてのこと。
伝統的な狩野派の作風に、西洋画の油絵の技法を取り入れ、日本画壇に新しい風を吹き込んだ人物として知られています。川越藩お抱え絵師だったことから、川越とも縁が深い画家です。

そんな雅邦を熱心にサポートした「龜屋」4代目当主は、後援会「画宝会」の幹事として活躍するなかで、雅邦から購入した絵をすべて大切に保存し、子孫へ伝えていったのです。

500円の入場料には、なんとお茶と「龜屋」の茶菓子付き。<写真1枚目>
外の喧騒とは別世界の、蔵造りの美術館でいただく和菓子は、散策で疲れた身体にやさしい、上品な甘さです。

<龜屋さん、山崎美術館さんの情報はこちら>
https://www.koedo-kameya.com/sp/museum.html

ぜひ、川越散策へお出かけの際は、立ち寄ってみてください♪

(ライター:まつもと)

さて、次回の最終回では、知る人ぞ知るお店「斉藤牛蒡店」さんをご紹介します。
お楽しみに…。